「まだ依存症ではない」という思い。
自分の酒癖や飲み方に不安を覚えながらも
ダラダラと飲み続けたのは
自分は「まだ依存症ではない」という
思いがあったせいもある。
正直今だにそう思っている部分もある。
二日酔いや記憶の欠如、理性を欠いた言動
次の日の後悔。
自分に嫌気がさすのに
夕方になると缶ビールを手にしてしまう。
そんな事を10年以上繰り返してきた。
「自分はまだ依存症という程ではない。」
「健康診断の肝臓の数字も
全然悪くないし。」
でも「誰か止めてくれないかな」と
心の底の方で願っていた。
「まだ」の先には「いずれ」がある。
そして「ついに」「とうとう」。
同じベクトルの上にあって
ただの時間の問題。
つい、どこからが依存症で
どこまでが酒好きなのか考えてしまうけど
ベクトルのどの地点で気がつくかは
自分次第だ。
断酒者の方達のブログを拝読していて
やはり自分は立派な依存症だったのだ
という事がわかってきた。
つくづく自分、甘かったなと思う。
